気ママにしゅふろぐ

0歳児の赤ちゃんの育児をしているはじめてママの日々を紹介♪

卵にあたった時の話 生卵のサルモネラ菌 食中毒に注意‼︎

こんにちは。くりいむぱんだです☆

もうじき梅雨も明けると本格的な夏がはじまりますね。この時期は気温や湿度が高く1年の中でも特に食中毒に注意が必要な時期かと思います。

さて、今回はあまり思い出したくない辛かった記憶ではありますが、私が3年ほど前に生卵を食べてあたってしまった時のことを記事に書きたいと思います。

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サルモネラ菌による細菌性胃腸炎の経過

ある日突然に激しい腹痛が!

あれは3年ほど前の冬のことでした。私がまだ総合病院の入院病床で勤務していた頃・・・。夜勤明けの次の日のお休みの朝、急にお腹が痛くなり下痢をしました(>_<)普段から便秘がちでその前の日は下剤を飲んでいたし、私にとってはよくあることだったので、たいして心配はしていませんでした。腹痛はその日1日続いたのですが下痢は一旦おさまり、その日の夜は用事があったのでロキソニンを1錠飲んで腹痛を紛らわせて外出しました。

さて、夜中になってロキソニンの効果がきれる頃、また腹痛が出てきました。最初のうちは我慢できる程度の軽めの腹痛だったのですが徐々に痛みが増していっているようでした。翌朝になってもやはりまだ腹痛がありました。下痢はそう頻回にはないのですが、時々していました。その日は日勤の勤務だったのですが、人も足りてないのに休むのは申し訳なく通常通り出勤しました。しかし、時間が経つにつれてますます腹痛は増強してきて仕事になりませんでした(>_<)耐えきれず自分の働く病院内の先生に診察してもらいました。診察で先生に「何か生物などは食べてませんか?」と聞かれたのですが、腹痛が出始めた前の日に生卵を卵かけごはんにして食べていたことをすっかりと忘れてしまっていた私は「食べていないです。」と返答しました。「生物を食べていないのなら軽い胃腸炎でしょう。」と診断され、ブスコパンの痛み止めとビオフェルミンなどの整腸剤のみを処方をされました。

 

腹痛はますます増強!ついには下血までも!!

その日の勤務も腹痛に耐えながら何とか終わりました。腹痛は波があるような感じである程度おさまったり、強く痛んだりということを繰り返していたのですが、その日帰宅して夜になり強い腹痛の波が襲ってきました。腸を雑巾のように絞られてるような、ちぎれるような激しい痛みでした(>_<)!!そのままトイレに駆け込んで下痢をして、終わった後便器内を見てみると・・・明らかに血が混じっているレンガ色の排便が( i _ i )

自分でもかなりびっくりして不安な気持ちでいっぱいになりました。下血の原因として考えられることはいろいろあるとは思いますが、当時消化器科で勤務していた私は真っ先に潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患ではないかという不安が頭の中を横切りました。

 

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潰瘍性大腸炎とは、大腸の粘膜にびらんや潰瘍などの炎症が生じる原因不明の病気で、国の指定する特定疾患(難病)に値します。 症状としては、下痢や下血、腹痛が主にあります。

波のある腹痛やレンガ色の排便を初期症状として潰瘍性大腸炎を発生する方々は、看護師として今までにたくさんみてきました。その症状が自分自身に起きていることにとてもよく似ていて、自分のよく知っている分野で病気の経過や予後なども十分に分かっているがために余計に心配になりました。

泣きそうになりながらも、冷静になって、「まずは職場に連絡して明日お休みをもらわないと。」と思い職場にすぐに電話をかけました。電話に出た夜勤の先輩に状況を全て伝えました。翌朝一番に師長さんに状況を伝えてもらい休ませてもらえることになり、私は再度自分の働く病院を受診してみてもらうことにしました。

波のある激しい腹痛に苦しみ不安になりながらも、「どうして急に下血なんて??」とひたすらにネットでいろいろと調べていました。そこで、下血の原因のひとつに「生の食肉や卵を接種したことによる感染性胃腸炎」とあるのを見つけ、腹痛が出る前日に生卵を食べていたことをやっと思い出しました。

 

腹痛の原因はサルモネラ菌によるものだと判明

翌朝になり、何とか腹痛に耐えながら自分で車を運転して病院に行き、診察を受けました。今回は前日とは違う先生の診察でした。「生物は食べてないんですよね?」という先生の質問に「後で思い出したんですが、やっぱり食べていました。生卵を・・・。」と答えました。「それならおそらくサルモネラ菌による細菌性胃腸炎でしょう。症状も細菌性胃腸炎の典型的な感じです。ウイルス性の胃腸炎でも同じような症状が起こりますが、それだと吐き気が強く出る傾向にあるし、生卵を食べたということなのでおそらく間違いないでしょう。」と言われました。

 

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サルモネラ菌とは鶏、豚、牛などの家畜の腸管や河川、下水道などの自然界にも広く生息している細菌です。主な感染経路は、鶏、豚、牛などをきちんと火が通っていない状態で食べてしまうことや、調理する人やペットなどが媒体となりそれを介して感染する場合もあります。熱に弱いので加熱することで死滅し、食中毒を防ぐことができます。

サルモネラ菌の潜伏期間は5~72時間(平均12時間)程度あります。

症状としては腹痛、下痢、発熱、嘔吐などが主に起こります。

サルモネラ菌について調べてみると、潜伏期間は短くてすぐに症状が出始めるケースもあるけれど、長ければ丸3日程度あるようでした。私の場合は食べてすぐに症状が出始めたのでなく、腹痛や下痢などの症状が出始めるまでの潜伏期間が丸一日程度あったため、症状が出た丸一日も前に食べていた生卵が原因だとはまさか思わず、食べたことすら忘れてしまっていました。そのため正確な病名を診断されて治療に至るまでも少し時間がかかってしまいました。

 

受診時にお薬はブスコパンを飲んでもあまり効果がなかったことを伝えると、ロキソニンを出してもらえました。また、抗生剤はクラビット(500mg)を1回/日で出してもらいました。処方してもらってすぐにクラビットと痛み止めのロキソニンを飲みました。下痢と腹痛でしばらくろくに水分も食事も摂れていなかった私はふらふらで、その日はそのまま点滴もしてもらいました。点滴してもらうとふらふらした感じだけでなく、腹痛も徐々にマシになってきてウトウトと休むことができました。

 

受診した際に、下血の原因を明確にさせるために、大腸カメラもちらっと勧められたのですが、自分の働く病院の知った顔の先生に大腸カメラをしてもらうことはとても気が引けたのでそれは頑なに拒否しました・・・。

 

やっと腹痛は軽減

その後はクラビットがよく効き、徐々に腹痛は緩和されていきました。下痢は少しずつはあったのですが、下血は受診した日の昼頃からはなくなりました。お仕事も2日程度は休みを頂けることになりました。だいたい2〜3日程度で元のお腹の状態に戻り痛みも完全になくなりました。

細菌性胃腸炎は順調に治癒し、その後も下痢や下血などすることもなく経過していたのですが、下血があったということで、炎症性腸疾患だったらどうしよう・・・。という心配性の私の不安はやはりぬぐい切れませんでした。そこで、1ヶ月程度が経った後、自分が働く病院とは別の病院で大腸カメラをしてもらうことに決めました。 

後日、他院にて大腸カメラを施行

まずは大腸カメラの予約をとるための病院受診をして、先生に状況を説明しました。

「なるほど。自分の病院で大腸カメラをするのは嫌だったから受診されたんですね。」と先生。その通りです・・・。

そして数日後に検査予約を取ってもらい、検査当日に飲むための下剤をもらいました。

検査当日に下剤を飲む際は、腸が刺激されてまた下血したらどうしよう(>_<)と不安もあったのですが、特に何も問題はありませんでした。大腸カメラはドキドキでしたが、鎮静剤をつかって眠らせてもらいながらでの検査だったので、検査開始とともに記憶がなくなり目が覚めた時にはもうすっかり検査は終わっていました。なので内視鏡を入れる際の痛みや違和感なども一切感じなかったです。鎮静剤はよくお酒の弱い人だと効きやすいと聞きますが、私はお酒がとても弱くて以前胃の調子が悪くて胃カメラをした時も、すぐに記憶がなくなり気付いた時にはもう終わっていたので、鎮静剤が効きやすい体質なのだと思います。

 

心配していた検査の結果はカメラでみたところ、直腸に少しだけごく小さなアフタ(潰瘍)があるということを言われました。先生曰く、「以前卵にあたり細菌性腸炎にかかった際、下血などもあり症状がかなり強く出ていたため、腸がダメージを大きく受けてその名残が残っているのでしょう。」とのことでした。しかし細菌性腸炎の所見と潰瘍性大腸炎の所見は似ているため検査の時にとった組織を九州の方の病院に送り専門の先生に顕微鏡で見てもらうということを言われました。(何年も前のことなので正確ではないかもしれないですが、確かこんな感じで言われました。)他の病院に郵送して調べてもらう感じだったので、結果が分かるのには数週間程度の時間がかかりました。

 

さて、数週間が経ち、検査結果を聞くためにまた受診しました。それまでの期間は特にお腹のトラブルは何もないものの、やはり不安な気持ちでいっぱいで検査の結果を待ちました。検査結果を聞きに行くための受診日となり、病院に行き待合室で順番を待っている間もそわそわとして仕方がありませんでした。やっと名前を呼ばれ、診察室に入り、先生が「検査の結果なんですが・・・。」と一度ためるので何か疑わしきものがあったのではないかとますます不安で悪い方に考えてしまいましたが、その後、「細菌性腸炎の所見だろうということで特に問題ないみたいです。」と言われました。

その瞬間とてもホッとしました・・・!!

 

その後の私

それからと言うもの、しばらくは卵は生では怖くて食べられなくなりました。少しだけ火を通した半熟な状態で食べることもやめてしっかり中まで火を通すようになりました。本当に怖くてそんな風になるなるくらい、この経験は私にとって恐怖で苦い苦い思い出でした。

最近になりその時の記憶が少しずつ薄れてきて、買ったばかりの新鮮なものであれば、また生や半熟で卵を食べるようになりました。しかし完全に火を通さずに食べるのは悪魔でも「買ったばかりの新鮮なもの」限定でです。

そして火を通してであっても、賞味期限内でしか食べないようにしています。

 

卵による食中毒を防ぐための注意点

最後に、私が卵にあたらないように今現在も継続して気を付けている点をまとめてみました。↓↓

●卵を生や半熟状態で食べる時は買ってきた当日かその翌日くらいまでにしておく。それ以降はしっかり火を通して食べる

●卵は加熱した状態で食べるにしても賞味期限内でしか食べないようにする

●卵は使用する直前に割って使うようにする

●卵の殻には菌が付着している場合があり不潔なため、割る前には必ず水道水で洗う

●卵を触った後には必ず手を洗う

●卵は買った後は寄り道などせずに家に帰りすぐに冷蔵庫で保管する。

皆さまもこれからの時期は特に、卵だけでなくお肉やお魚、牛乳などによる食中毒には十分にお気を付けてくださいね。特に妊婦さんや授乳中のママさんは飲めないお薬も多いので要注意です!!

最後まで読んでくださりありがとうございました♪